WinPAL
.NET対応版について
■概要
WinPAL(.NET版)ライブラリは、
C/C++版のライブラリで使用するデータタイプ及び関数を、
CLI(共通言語)を用いて
.NET対応クラスとしてまとめたものです。したがって、基本的な機
能及び動作は
C/C++のライブラリと同様です。
■特徴
Windows上で独自の画像処理アプリケーションの開発を行なうことが可能です。
C/C++版に比べて、メモリの確保や解放などの基本的な処理はプラットホーム(
.NET
Framework)やライブラリが行いますので、よりアプリケーションの内容に注力した開発が可能
となります。
また、C/C++版のライブラリ関数をラップしたクラスとして実装されていますので、その機能及
び性能はC/C++版とほぼ同等であると言えます。
■開発環境
パソコン IBM PC/AT互換機で Windows
が動作する環境。USBポートが必要。
OS Windows XP
開発環境 Microsoft
Visual Studio 2008 (C#, VB, C++/CLR )
.NET Framework 3.5
■主なクラス
ライブラリでは以下のクラスを使用することが可能です。
クラス名
| 内 容
|
CL_Image |
WinPAL(C/C++版)のイメージデータ(
PL_Image型データ)を保持し、それに対する基本的な操作関数をメソッドとして取り込んだクラスです。
|
CL_Bitmap |
ビットマップデータを保持し、
WinPAL(C/C++版)のビットマップ関連の関数をメソッドとして取り込んだクラスです。 |
CL_Blob |
WinPAL(C/C++版)のブロブの特徴量データ(
PL_Blob型データ)を保持し、それに対する基本的な操作関数をメソッドとして取り込んだクラスです。
|
CL_IPfunc |
WinPAL(C/C++版)の各種の画像処理関数を(
staticな)メソッドとして取り込んだクラスです。 |
CL_Draw |
WinPAL(C/C++版)の図形描画関数を(
staticな)メソッドとして取り込んだクラスです。 |
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